求めている未来、落胆の現実、ささやかな生活



ロング・バケーション

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大滝詠一 A LONG VACATION=元祖ロンバケ
1981年3月21日に発売された、ジャパニーズポップス史上、類まれな傑作です。
(そしてこれが僕にとって重要なのだけど)生まれて初めて買ったアルバムです。
発売日の少し前、ラジオでかかった「君は天然色」「恋するカレン」「さらばシベリア」を聞き、予約をした。
LPレコードの購入には僕の一月分のお小遣いを要する。
それを名前も聞いたことが無い歌手に使うという、子供にとっては一大決心。

期待は裏切られず、それはそれは凄いアルバムだった。
レコードが磨り減るまで聞いた。
普通の磨り減るとはちょっと違う。
レコードは僕にとって大事なものだったから、レコードをカセットテープに録音し、テープが磨り減るまで聞き、また録音しなおして聞く。
その繰り返しで、レコードがすり減ってしまったのだ。
その後、日本人初のCDとして再発売され、再購入。
それから24年、ずっとヘビーローテーションで聞き、今でも僕にとって至極のアルバム。
最初のアルバムが最高のアルバムだったわけだ。

昨年は生茶のCMで「君は天然色」が使われ、現在はソニーハンディーカムのCMで「スピーチバルーン」が流れている。
現役のポップスとして使われ、どちらもステキなCMに仕上がっている。
いつかサインをもらおうとLP2枚「A LONG VACATION」と希少版「SING A LONG VACATION」は大事にとってある。

スペクターサウンドの後継者と呼ばれたときもありました。
ビートルズのプロデューサーなどで有名だったフィルスペクター氏はすでに過去の人。
終には2年前に殺人犯になってしまいました。
氏も自らロング・バケーションをとってから久しく、仙人と呼ばれいよいよ伝説の人になりつつあります。

今、今日発売の「ナイアガラムーン30周年記念盤」の裏ジャケ写真を眺めています。
再発の度に撮り直される写真には、30年前と同じシャツを着た仙人が横たわっています。
マニアなら気づいていますが、この写真にはきっと幾つもの秘密が隠されているはずです。
左右には、20年前「まだ使っていない隠し玉、最後はこれをやる」と語っていたプレスリーのEPジャケが散乱している。
ファンの間では山下達郎&竹内まりや夫妻との「ナイアガラトライアングルVOL.3」製作が噂されている。
長い休暇から覚め、オリジナルラストアルバムへ向けて再始動するのではと願っていますが、「期待は失望の母である、ムッフッフッ」という氏の言葉を思い出し、苦笑。
ホント数十年、毎年毎年期待と失望の繰り返しです。
by solitarylife | 2005-03-21 23:59 | 音楽
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