求めている未来、落胆の現実、ささやかな生活



面色(film color) 壁紙Part2

面色という言葉、ご存知だろうか?
普段、見ている色の多くは表面色(surface color)と呼ばれる。
光が物体に当たり、反射した光を知覚するために、物体への距離、堅さが知覚できる。
ところが面色には、距離感、質感がない。
面色には滅多に出会えない。
出会えるのは、何も無いところで、雲ひとつない青空を見上げたときだが、視野に他の物体が入ると感覚は損なわれてしまう。
僕は、この感触が好きです。
滅多に体験できないというのもあるかもしれない。

丘に寝転び空を見上げる、数十秒経つと僕は青色に吸い込まれていきそうになり、空に手を伸ばせば届きそうで突き抜けそうで、いろいろな感情が沸き起こる。
さざ波に足をさらわれる時のように、うれしいような、ちょっと驚くような、不思議な心地よさが支配する。
見続けると、色の感覚は薄れていき、しまいにほとんど無彩色となり、楽しい時間は終わる。

絵画に興味のある人なら抽象表現主義のマークロスコの絵画を見ると同じ感覚を味わえる。
面色を技法の中心に据え、各種対比効果を交えている。
見ていると時間とともに、視覚的にも感情的にも様々な変化が起きる。
しかし、引き合いに出しておいて悪いけど、僕はロスコより青空が好きです。
また、ちょくちょく良い丘を探しに出かけます。

c0014035_23192912.jpg

 写真:青空(竹富島)
 竹富島コンドイビーチで撮った青空を壁紙用(768×1024pixel)にしました。
 ウインドウズの初期設定みたいな青色だけど、わずかなグラデーションが空を感じます。
by solitarylife | 2005-03-30 23:34 | 色彩
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機嫌がいいとイベント日記か趣味考察、落ち込んでいるときは内面の葛藤を書くと思う
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