求めている未来、落胆の現実、ささやかな生活



腐海とマングローブ

アニメ「風の谷のナウシカ」に登場する腐海。
そこに生きる植物は人間が業で汚した大地を浄化する。
-----
「風の谷のナウシカ」のあらすじ
大戦後の未来、腐海の植物は、汚れた大地に根を張り、水を吸い上げ、自らの体内に毒を取り込み、瘴気として撒き散らす。
枯れた幹はボロッと崩れ無毒の砂となり、地下に落ち溜まり地球を再生していく。
世界中を覆っていく腐海を人は恐れ、穢れた生き物の住む所と見るが、実際に穢れているのは人類。
滅ぶべきは腐海ではなく人類だとナウシカは気がつく。
-----
映画版はここまでだが、原作はここからが長い。
絶滅の危機の中で未だ戦争を続ける人類に安住の地が訪れるわけがない。
ナウシカに小さなハッピーエンドが訪れるまでには休載を挟んで何年もかかる。

さて、表題だが、僕は、腐海の植物の発想は、マングローブからではないかと思っている。
c0014035_2338589.jpg

 写真:マングローブ林(西表島)


マングローブとは、熱帯・亜熱帯の河口に生息する植物の総称で、淡水と海水の狭間に生きる故の独特の特徴があります。

c0014035_2346124.jpg

 写真:ヤエヤマヒルギの支柱根(西表島)


泥の中では呼吸ができないので、呼吸するために根は地表にのたうち生え奇妙な容姿となる。
海水を吸い上げるが、必要なのは水分で塩分はほとんど必要としていない。
塩分は体内でろ過して、葉に溜める。
そして葉は、充分に塩分を溜め落葉していく。
このあたりに、毒水を吸い上げ、ろ過して死んでいく腐海の植物との共通点を覚える。

腐海の植物は、地下深くからくみ上げた綺麗な水で育てれば瘴気はださない。
マングローブも、淡水で育てれば普通に育つし落葉もしない。

光合成
 二酸化炭素+水→酸素+でんぷん
この行為が善であるのは間違いない。
宮崎アニメでは、植物は必ず善、悪は人の内にある。
僕もそう思います。
スギ花粉症持ちだけど、悪いのは杉の木でなく、植林政策を進めた人と、僕のライフスタイル(^^);
by solitarylife | 2005-05-08 23:58 | アート全般
<< 自転車 続々・あったか~い話 >>

機嫌がいいとイベント日記か趣味考察、落ち込んでいるときは内面の葛藤を書くと思う
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
検索
カテゴリ
以前の記事
ライフログ
ライフログについて触れた記事
・ジュリー・クルーズ
 2008年3月20日参照
・カイリー・ミノーグ
 2005年5月27日参照
・ナウシカ
 2005年5月8日参照
・ロンバケ
 2005年3月21日参照
・イーチタイム
 2004年12月30日参照
最新のトラックバック
デジタル一眼レフ入門
from デジタル一眼レフ入門
映画の感想
from 映画@DVDの旅
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧