これって、よくある話なのでしょうか?
土曜日、F1予選を観た後に宿へと向かいました。鈴鹿周辺や名古屋はずっと前から予約でいっぱいです。なにせ観客は15万人で三重県人口(16万)並。取れた宿は遠く伊勢市駅の前。
駅を降りると土地感が無かったせいかホテルと反対側に出てしまったようです。そこで高架橋か地下道を探しますが見つかりません。
小学生のグループが居たので聞いてみます。
「ねえ、駅の反対側ってどこ通ったら行けるの?」
「駅のホームの階段で渡れるよ」
それくらい知ってるさと心の中でつぶやく僕
「でも、出るときに切符、駅員さんに渡しちゃったからさあ。他にない?」
「他はないよなあ?なっ!」「うん、ない。」
顔を見合わせて確認しあう小学生たち。
「そっか、ありがと、他の人に聞いてみるよ。」
ジモティなのに駅のこと、知らないのかよ・・・と、ちょっと軽蔑する僕。
しゃーない、駅員に聞いてみるか?
「すいません、駅の向こうに行きたいんですが?」
「じゃ、これ向こうの改札で渡してください。」
出場証というもんを渡されて駅を通りました。
ホントにホームの階段しかなかった。ごめん小坊!
駅の反対側に行くには、近い西回りでも約300m歩かないと渡れない。往復で600mです。
それで、近道のホームを渡れる出場証なるものがあるらしい。
駅には有料入場券買わないと入れないもんだと決めつけてました。
翌朝、駅で切符を買います。
「鈴鹿サーキット稲生まで一枚ください。」
「伊能線はJRだね、すいませんが反対側で買ってください」
見上げると近鉄の文字、そっか反対側がJRの駅舎なんだあ。
昨日とは違う紙を渡されて、再びテクテク歩いていきました。
上を通る道を造ると、お金とか権利とかややこしいのかな?
この通路はどっちのものだろう?