求めている未来、落胆の現実、ささやかな生活



景観法

中国地方と四国地方をまたがる瀬戸大橋の通行料は高い。
片道4100円、往復なら8200円。
一杯150円やそこらの讃岐うどんを食べに行く、質素なグルメの僕には最大の難関である。
かといって淡路島から鳴門を通る橋で迂回しようとすると、片道5450円と更に高い。

なんとかならないものか、造った人にイヤミのひとつでも言ってやろう、などと思っていたところ、現在どちらの橋も値下げを検討中らしい。関西にいるうちに値下げ求む。そしたらまた行こっと。

以前、その瀬戸大橋の建設に参画していた、金沢市・景観色彩の主である山岸雅雄先生の講演を土曜日に聞いてきた。

3時間楽しい話が続いたが、景観法について触れた話が特に興味深かった。
景観法とは昨年施行されたばかりの法律で、これまで建築基準は高さ何mまでという物理的な数値であったが、景観法によって、街の色、デザインまで地方自治体が管理することになった。
高度成長期の日本列島改造論やバブル時代の無機質な建築物の乱立など、経済優先の建築により騒色(山岸先生の造語です)が激しくなり、景観を法律で守るしかなくなるとこまで日本文化が追い込まれているということだ。

本格実施となる数年後には、カラリストの時代が訪れると予見していた。実際、前触れとして、地方自治体でカラリスト不足が深刻となっているとのこと。

専門家の間では景観法について、強制力がこれまでの環境条例と大差ないなどと、実行力に疑問の声が多いのだけれど、私たち一人一人が大事に育てていくべき大事な法律だと思う。
昔の景観を懐かしむのは、僕のノスタルジアだけではなく、番人の内に潜んでいるようです。
経済的に失脚した日本は、文化を見直す良い時期にきている。
僕もいずれ(いつになるかわからないけど)、何らかの形で関わっていきたいと思います。

モラトリアム中のカラリストのみなさん、公務員となって街並みを育てていくという生き方はいかがでしょうか?
c0014035_1095341.jpg

 写真:街並みの色(竹富島)
 アースカラーをベースに、自然の色彩の移ろいがアクセントとなる配色が、もっとも馴染みやすいでしょう。
 こんな街並みが少しでも増えたらいいなあ。
by solitarylife | 2005-11-01 10:23 | 色彩
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