求めている未来、落胆の現実、ささやかな生活



カラリストの役割

昨日のセブンイレブンの写真、見ましたか?

こんなのもあります。
c0014035_1113154.jpg
他にもデイリーマートもそうで、みんな看板が茶色

福島県北塩原村曽原・狐鷹森地区では、自然景観を守る目的で、平成13年から景観条例等で規制をかけ、建築物に厳しく制限を設けています。
色彩では、電飾、看板類で許されているのは、無彩色あるいは低彩度&低明度のブラウンとグリーンのみのようです。
(調べてはいませんが、他には見かけなかった)
建物のベースカラーも白黒茶ばかり、色彩が森林に溶け込むよう、木々の葉や幹と同じ色のみが許されている。

詳しくはここに書かれている。
高い評価を得ているようだ。

さて僕の意見だが、この事例はやりすぎであろうと思う。
規制全体は概ね評価するが、カラリストの立場から見ると納得がいかない。
色彩文化の観点からの考察が軽視されている。

この地区の色の規制は徹底的だ。
人工物の色彩は暗い茶以外ほとんど認められない。
3年間の専門家による検討は、いかに自然景観を守るかで厳格に進められている。
電柱、ガードレール交通標識のポールはみんな同じ色に塗られている。
c0014035_1133550.jpg

これは素晴らしいと思った。
写真を撮っていると特に感じるのだが、世界中、極めて多くの場所で、明るい灰の電柱が美しい風景を壊している。

しかし、規制全体を見ると悩ましい。
だって、村中が茶色の世界なのだ。
なぜ、グリーンクラブというゴルフ場の看板が茶色なのだろう?
色彩を発想する自由を奪っているように思う。
この辺をピンクの服を着て歩いたら罰金でも取られそうだ^^;

カラリストが景観を壊す色彩の乱用を防ぎつつ、地域の文化的発展をサポートする方向を示していく

このような考えでカラリストが参加検討していれば、違った結果になっていたであろう。
もし、この計画に参加したカラリストが茶色い世界の方向付けをしたのであれば残念だ。
by solitarylife | 2006-08-18 11:47 | 色彩
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