求めている未来、落胆の現実、ささやかな生活



カテゴリ:アート全般( 27 )


腐海とマングローブ

アニメ「風の谷のナウシカ」に登場する腐海。
そこに生きる植物は人間が業で汚した大地を浄化する。
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「風の谷のナウシカ」のあらすじ
大戦後の未来、腐海の植物は、汚れた大地に根を張り、水を吸い上げ、自らの体内に毒を取り込み、瘴気として撒き散らす。
枯れた幹はボロッと崩れ無毒の砂となり、地下に落ち溜まり地球を再生していく。
世界中を覆っていく腐海を人は恐れ、穢れた生き物の住む所と見るが、実際に穢れているのは人類。
滅ぶべきは腐海ではなく人類だとナウシカは気がつく。
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映画版はここまでだが、原作はここからが長い。
絶滅の危機の中で未だ戦争を続ける人類に安住の地が訪れるわけがない。
ナウシカに小さなハッピーエンドが訪れるまでには休載を挟んで何年もかかる。

さて、表題だが、僕は、腐海の植物の発想は、マングローブからではないかと思っている。
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 写真:マングローブ林(西表島)


マングローブとは、熱帯・亜熱帯の河口に生息する植物の総称で、淡水と海水の狭間に生きる故の独特の特徴があります。

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 写真:ヤエヤマヒルギの支柱根(西表島)


泥の中では呼吸ができないので、呼吸するために根は地表にのたうち生え奇妙な容姿となる。
海水を吸い上げるが、必要なのは水分で塩分はほとんど必要としていない。
塩分は体内でろ過して、葉に溜める。
そして葉は、充分に塩分を溜め落葉していく。
このあたりに、毒水を吸い上げ、ろ過して死んでいく腐海の植物との共通点を覚える。

腐海の植物は、地下深くからくみ上げた綺麗な水で育てれば瘴気はださない。
マングローブも、淡水で育てれば普通に育つし落葉もしない。

光合成
 二酸化炭素+水→酸素+でんぷん
この行為が善であるのは間違いない。
宮崎アニメでは、植物は必ず善、悪は人の内にある。
僕もそう思います。
スギ花粉症持ちだけど、悪いのは杉の木でなく、植林政策を進めた人と、僕のライフスタイル(^^);
by solitarylife | 2005-05-08 23:58 | アート全般

僕には空けられなくなった部屋が幾つもある。ロックナンバーを忘れてしまった。あるいは鍵を無くしてしまった。
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そして、その扉を蹴破る人がいる。
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痛い・・・僕の一部だったその部屋は永遠に失われてしまう。
by solitarylife | 2005-04-27 00:43 | アート全般

壁紙作ってみました

会社で使ってるノートPC用に、この間撮った写真で壁紙作りにチャレンジ。
春らしくせっせと働いているミツバチ君です。

画像をクリックして開き、PCに保存した後に適用してください。
14インチ用 1024×768pixelです。
簡単にできるのがわかったので、希望の写真と大きさを言ってもらえればいつでも作ってアップします!
ディスプレイのピクセル数は、WINDOWSなら、画面のプロパティでわかります。
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  写真:オニタビラコで蜜ダンゴを作るミツバチ(小浜島)
by solitarylife | 2005-03-29 21:04 | アート全般

熱気

甲子園球場から湯気が立ち上っています。
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今、仕事の都合で甲子園球場の近くに住んでいます。
最寄り駅が甲子園駅ではないのですが、今日の会社帰りは、甲子園で下車しました。
甲子園球場では春の高校野球大会が行われていて、丁度今日の試合が終わったところでした。

雨上がりの駅前で出会った不思議な光景です。
雨が、照明・観衆・球児の熱気で蒸気となり、空へ立ち上っていきます。
野球への興味を20年前には無くしている僕でも、この光景には熱くなりました。
久しぶりに熱戦を見に行こうかな。
by solitarylife | 2005-03-28 21:39 | アート全般

列車から

名古屋に出張してましたー

いきー
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(中略)


かえりー
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by solitarylife | 2005-02-04 20:05 | アート全般

宇多良炭鉱跡(廃墟写真)

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年末の本州は雪が降っていたようだけど、南国八重山も寒かった。
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元旦、石垣島から西表島に渡った。風は強く、空はどんより曇っていた。
この時期の沖縄は晴れる日が少ないのは覚悟しているが、強い風には参る。
こんな日でも日中は15度くらいにはなったのだが、体感温度は10度以下。
心まで冷えてくる。
翌日2日もはっきりしない天気だったが、その日の予定は前日決めておいた。
島中腹にある二つの滝(マリユドゥ、カンピレー)を見に行くのだ。
ガイドブックを見ると、川沿いに徒歩40~60分となっているので、まあどうということはない。意気揚々と川をさかのぼって行ったのだが、道は見る見る険しくなり、着いたのが、冒頭の写真の場所である。
このときには、まだ気づいていなかったが、僕ははじめから道を間違っていた。
というか、川下から滝に通じる道などはじめから存在しないのだ。
川をフェリーで遡り、滝近くの船着場から歩いて40分だったのだ。
僕が歩いていた道は、炭鉱跡に通じる廃道だった。
ここがどこなのか理解できない僕の脳裏に、死のイメージだけが伝わってくる。
この写真を見て、何を感じますか?
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この炭鉱の労働者は、騙されて連れてこられたり、貧しいがゆえに売られてきた人達で、監視人はムチや棒を手にしていた。彼等に給料は支払われず、孤島であるから逃げる場所は無い。疲労やマラリア、見せしめの拷問で死者が絶えず、試しに掘れば人骨が出てくるようなところだそうだ。
僕には見える。苦しんでいる者、ここから出たいと助けを求める者、そして逃がすものかと引き釣り込もうとする者が。
やや離れてみるとこんな感じだ。
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ガジュマルの大木は、人の魂を養分として成長し、また誰かを誘い込もうとしている食虫植物に見える。

さらに先に進んだのだが、しばらくして小川にあたった。
しかし僕はまだ先に進もうとしていた。
どうやって、この小川を渡ろうかとルートを探した。小川の向こうに道などないのに。
なぜそんなに前に進みたかったのだろう。
小川には赤い布で目印がつけられていた。これを超えたらもう戻ってこれないかもなと感じて引き返した。
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木が僕を狂わし、赤い布が僕を引きとめた。このサインがなかったら僕は一体どこへ行っていたのだろう?
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第二次大戦の敗戦によって、宇多良炭鉱は閉鎖され、労働者は自由を得た。
しかし、今も多くの魂がこの場所に縛られている。
by solitarylife | 2005-01-09 00:33 | アート全般

万華鏡

昨日、代官山のアートラッシュに行ってきました。
店舗移転による、写真家・豊浦正明氏の作品30%OFFが目当てでした。
モデル麻梨子嬢のあまりの美しさに見とれましたが、痛々しさにパス(なんちゅう理由じゃ)。
変わりに、その予算で細野朝士氏の万華鏡を買ってきました。
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たっかいので、一番ちっちゃなやつ。庶民にゃ代官山は物価が高いです。
これがほぼ実物大。ライフルの銃弾のような風貌。ズッシリ重いです。
最近はネックレスになるようなオシャレな万華鏡がありますが、それと比べると随分と無骨な形状。
偏光フィルムを使った万華鏡で、のぞくと、回すことによる形の変化だけでなく、万華鏡の前にある色を捕らえて、色が変化し続けます。
カメラにくっつけて撮ってみました。
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ちなみに万華鏡の前にあったのは、赤い服を着たモンキッキー(旧おさる)。
スンマソン。
by solitarylife | 2004-12-27 19:13 | アート全般

機嫌がいいとイベント日記か趣味考察、落ち込んでいるときは内面の葛藤を書くと思う
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